売る楽しみ、売れる喜び

伝えたいことや自分の備忘録として書いていきます。

使い方の提案で顧客を開拓(資生堂「SEA BREEZE)

資生堂の「シーブリーズ」という制汗剤が売れているそうです(2016年9月2日 日経MJの記事を読みました)。

商品のメインターゲットは女子中高生で、日常的に使ってもらうことを目的としています。同ターゲットから、テレビCMも若手俳優を使った爽やかなものが作られています(シリーズもので広瀬すずさん中川大志さんが出演しています)。

 

www.seabreezeweb.com

 

記事によると、「大きく伸びたのは2010年。12年ごろからキャップ交換が起き始めた」とのことです。おそらく、ターゲットを女子中高生に切り替えて商品開発を行い、それが認知され始めたのが10年ごろ、12年以前にCMの演出でキャップ交換を取り込んで、それが受けてキャップ交換が流行り始めたのではと思います(元々のターゲットは20~30代の男性だったそうです)。しかし、それから4年経ってもそのブームが続いているというのは息が長いですね!

 

シーブリーズは「制汗剤」です。同カテゴリであれば、汗を止める、抑えるということを前面に出して訴求するのが一般的な認知の方法かと思いますが、「シーブリーズ」の場合は、商品の内容・効果は既に相応に認知があると会社側が判断したのではないかと思います(それを押しても売上を押し上げることは難しいとの判断になったのでは)。

そこで、商品の中身ではなく、使い方の提案をしたのが上手い!と思いました。

使い方というのは「キャップ交換」のことです。これをして、最後まで使い切ると願いが叶うという話で、話題にもなるし、中の良い友達との親睦や友好を深めることができ、商品のコア価値とは関係のないところで価値を見出し、購入者を増やし、売上に繋げているものと考えます。

しっかりとした計算の上で、流行を作り出していると感じる例でした。

以下に手書きメモの写真を貼り付けます。

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